スーツでの着こなしの中で、ついつい優先順位が低くなってしまう革靴。
あなたは歩きやすさを重視してスニーカーのような革靴を選んだり、量販店の安いものを選んだりはしていませんか?
「ホテルマンは革靴を見てお客がどんな人かを判断する」
という俗説があるように、なかなか気を遣いにくい部分でありながらもその重要性はあまり知られていません。
今回はビジネスシューズ(革靴)について革靴の種類・選び方・履くべきオススメのブランドについてご紹介していきたいと思います。
ビジネスシューズ(革靴)の種類

実は革靴にもデザインや型によって大きく種類が異なります。
種類が異なると、向いているシーンというのも異なります。
ぜひ、種類を知ってシーンに適した革靴を選べるようになりましょう。
ビジネスシューズ(革靴)の種類①ストレートチップ


ストレートチップとはトゥ(つま先)の部分にストレートの横一文字のラインが入ったデザインの革靴のこと。
革靴の中ではシンプルかつオーソドックスなデザインになります。
穴飾りのついたものは少し柔らかい印象になります。
穴飾りのないもの、特に黒のストレートチップは冠婚葬祭にオススメ。
ビジネスシューズ(革靴)の種類②プレーントゥ


プレーントゥとはつま先や甲に何の装飾もない革靴のこと
最もシンプルなデザインとなっています。
汎用性が高く、ビジネスからカジュアルまで幅広く活躍します。
ビジネスシューズ(革靴)の種類③ウィングチップ


トゥの部分が翼のようにW字型にデザインされたものがウィングチップ。
上の二つに比べると、カジュアル色が強くフォーマルな場には向いていませんが、ビジネスシーンからカジュアルまでこちらも幅広く活躍することができます。
ビジネスシューズ(革靴)の種類④Uチップ、Vチップ


Uチップ、Vチップとはつま先の部分がU字、V字に縫い込まれたもの
丸みを帯びたデザインのため、プレーントゥよりもカジュアル寄り。
ビジネスシーンでも全然使えるアイテムです。
ビジネスシューズ(革靴)の種類⑤モンクストラップ


甲部分を金具付きのストラップで固定する革靴がモンクストラップ。
モンク(修道士)が履いている靴に似ていることから名付けられた靴。
エレガントな印象を持たせることができ、パーティーシーンやビジネスシーンで活躍するアイテムです。
ビジネスシューズ(革靴)の種類⑥ローファー


最もカジュアルなデザインのローファー。
「ペニー・ローファー」、「タッセル・ローファー」をはじめとして種類が豊富です。
カジュアルを中心として、服装に規定が少ない職場であればビジネスシーンでも履くことができます。
ビジネスシューズ(革靴)の選び方

ここからは革靴の選び方を押さえておきましょう。
ビジネスシューズ(革靴)の選び方①どんなシーンで履くか
フォーマルなのか、ビジネスなのか、カジュアルなのか。
幅広く使いたいのか、特定のシーン限定で使いたいのか。
履こうと思っているシーンを想像することにより、必然的に選択すべき靴というのは絞られてきます。
必ず履くシーンの確認は行うようにしましょう。
ビジネスシューズ(革靴)の選び方②スーツや他の革小物との色の兼ね合い
スーツの着こなしは全体のバランスです。
黒やブラウンのスーツであれば、靴も合わせて同じ色に。
グレーや紺などであればベルトなどの他の革小物との色や、持たせたいイメージで色を決めると良いでしょう。
全体に対し、靴の主張が激しい色はNGです。
ビジネスシューズ(革靴)の選び方③サイズ感
スニーカーやスポーツシューズでもわかる通り、ブランドによって同じサイズでも全く履き心地は異なります。
甲が低かったり、横幅が狭かったりすると、見た目はおろかそもそも靴としての役割が十分に果たせません。
自分の足がどのような形で、その足に向いているブランドはどこか。
考える上で各ブランドの実店舗に行って試し履きしてみるのもオススメです。
ビジネスシューズ(革靴)のオススメブランド

ここからは実際に購入する際にオススメのブランドについてご紹介していきます。
ビジネスシューズ(革靴)のオススメブランド①【20代・初心者にオススメ】REGAL(リーガル)
創業100年以上の老舗国産ブランド、REGAL(リーガル)。
REGAL(リーガル)は機能性・デザイン性の高い、コスパの良いブランドとして有名です。
量販店の靴は嫌だけど、かと言って高級な靴は買いにくいという方にオススメです。
リーガル公式HPへ
ビジネスシューズ(革靴)のオススメブランド②【20~30代向き】Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)
1879年にイギリスで誕生した歴史あるブランド、Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)。
素材から縫製までどれをとっても上質なのが特徴。
1足の靴を作り上げるのに約8週間を要するほどこだわって作られた靴は少し背伸びをしてみたい、ホンモノに触れてみたいという方にオススメです。
お気に入りのビジネスシューズ(革靴)を見つけよう
種類が豊富にあり、さらに素材やブランドの違いによって、全く異なる顔を見せる革靴。
自分にとってピッタリの一足を探すのは非常に楽しいことです。
ぜひ今回の記事を参考にビジネスシューズ(革靴)選びを楽しんでくださいね。