現代人が胸に刻むべき「イチローの名言」

オトナの教養

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東京ドームで行われた2019年3月21日の開幕2戦目、アスレチックス戦の後現役引退を発表したイチロー選手。

日本が世界に誇る野球選手として有名なのはもちろん、新社会人を対象にアンケートを行った理想の上司ランキングで1位を獲得するなど、一人の人間としての評価も高い人物です。

野球ファンの間では、イチロー選手が今までに発した様々な言葉が話題になっていましたが、そうでない人はあまり知らなかったことも多いと思います。

今回引退会見が行われ、日本中がイチロー選手の言葉に耳を傾けた時、リアクションは意外なものでした。

「天才」イチロー選手の引退会見は
「凡人」の僕を勇気付けた、という話。#イチロー#イチロー引退会見 #ありがとう#マンガ日記#コルクラボマンガ専科 pic.twitter.com/soAmZdajxg— じゅん@外資系マンガ家🌏プロフみてね! (@principaljun) 2019年3月26日

この方のように、寡黙でミステリアスな天才肌だと思っていた方も多く、引退会見をみて、そのイメージを覆された方も多かったのではないでしょうか。

今回はそんなイチロー選手の引退に際し、イチロー選手が放った名言の中でも、特に一般人でも当てはまりそうな言葉をチョイスし、ご紹介していきたいと思います。

「野球」というスポーツに人生を捧げた、ある種職人のような人が紡ぐ言葉はどのようなものだったのか、見ていきましょう。

イチローの名言

イチローの名言①頂上への行き方について

結局は細かいことを積み重ねることでしか、頂上には行けない。

それ以外に方法はないということですね。

2004年のMLB年間史上最多安打記録達成から4日後に放送された「イチロー 新記録を語るでの最後の一コマ」

どうしても我々一般人は物事がうまくいかないときに、それらを一気に解決する魔法を見つけようとしてしまいます。

成果を出す人というのは、ある日突然とんでもない成果を出すので、周囲からすると「なんで突然あんなに成果を出せるようになったんだ!一体どんな方法なんだ?」と思われがち。

実際のところ、日々行ってきた努力が実って成果として出たのがその日であっただけで、そこまでに膨大な時間と労力をかけ、地道な努力をしていることの方が多かったりします。

「千里の道も一歩から」

物事が行き詰まっている時こそ思い返したい言葉です。

イチローの名言②結果について

続けられない人ですよ。もうすぐ結果を求める人ですよ。

この考え方は選手として大成しません。

トヨタイムズ イチロー×豊田章男×小谷真生子 2018 「ここだけの話」(前編)

こちらはトヨタ自動車が運営するトヨタイムズでの一コマ。

イチロー選手の行っている初動負荷トレーニングのジムをフリーアナウンサーの小谷真生子さんに紹介したところ一度行ったもののそれ以降は行っておらず、理由として「なんかこういつもの筋トレとは違う部分が鍛えられているというか、、、。これなんだろうって思いながら、、、。」と発言されたことに関してのコメント。ちなみにイチロー選手はこの時笑っておっしゃっていました。(笑)

何か新しい方法を取り入れようとすると、人はすぐに結果を求めてしまいがちです。

そして、結果が出ないとすぐにまた新しい方法を模索しようとしてしまいます。

この言葉が示唆することとして、新しい物事に取り組むときは短期で結果を追い求めず、それに取り組んだことによって何がよかったのか、悪いところが何だったかを明らかにしていく姿勢なのではないかと思いました。

イチロー選手はよく「野球の研究者になりたい」ということや「成長できるとするなら、後退もしないといけない」という発言のように、短期的な結果は追い求めず、取り組むことによって明らかになったことで中長期で結果を出していくというスタンスが垣間見得ます。

社会人であっても、すぐに何か結果を出さなきゃと新しい方法に飛びつき、ダメだったらすぐにまた違う方法を試すのではなく、どうしてそれがダメだったのか、成功した場合はよかったのかを常に考えながら、実験をしているというスタンスで物事に取り組むべきだなと感じさせてくれる一コマでした。

イチローの名言③ナンバーワンとオンリーワン

よく「ナンバーワンにならなくていい」って言うんだけど「オンリーワンとかで」とかって。まあオンリーワンって凄く大事なんですけど。

でも、やっぱ競争の世界だから。ひとまずナンバーワン目指そうよっていう。

で、その上でこう、練りに練り上げた結果、オンリーワンになりたいなっていうことで。

トヨタイムズ イチロー×豊田章男×小谷真生子 2018 「ここだけの話」(前編)

オンリーワンという言葉が一時期世間で流行しましたが、やはり我々の生きる現代社会で競争は避けては通れません。

もちろん、競争に疲弊してしまうことは避けたいのですが、イチロー選手は競争の世界ではまずはナンバーワンを目指そうということをおっしゃっています。

さらに、ナンバーワンになった上で作り上げられたオンリーワンになりたいともおっしゃっていました。

メジャーでのシーズン最多安打記録の樹立、首位打者の獲得など、数々のナンバーワンを獲得してきたイチロー選手。

ナンバーワンになるからこそ、その人特有のオンリーワンがさらに輝くと解釈できるのではないでしょうか。

目標がない人、そこそこな目標を掲げてしまっている人はまずは自分のいる世界で圧倒的ナンバーワンを目指していきましょう。

イチローの名言④努力について

「結果を残すために自分なりに重ねてきたこと、他人より頑張ったということはとても言えないですけど、自分なりに頑張ってきたとははっきりと言えるので。」

引退会見で「今、その決断に後悔や思い残したところは?」という記者からの質問に対して応えた際の一節。

少年時代、父親と毎日バッティングセンターに通っていたというエピソードなどが有名なくらい努力家で有名なイチロー選手。

イチロー選手は人とは比べず、軸を常に自分の中に持っていたということがこの言葉より明らかになりました。

一般人の我々からすると、「あいつより頑張ってやろう。」とか「あいつには負けないぞ」みたいなメンタルで物事を考えがちですが、極論そんなことは正直どうでもよくて、「自分なりに」どれだけ頑張れるかがとても大切だということを教えてくれる言葉です。

イチローの名言⑤苦しいことについて

「孤独を感じて苦しんだこと、多々ありました。ありましたけど、その体験は未来の自分にとって大きな支えになるんだろうと今は思います。だから、つらいこと、しんどいことから逃げたいというのは当然のことなんですけど、でもエネルギーのある元気のある時にそれに立ち向かっていく。そのことはすごく人として重要なことではないかと感じています。」

引退会見で「プロ野球人生で誇れることは?」という記者からの質問について、アメリカでの野球生活に触れた際の一節。

「世界で活躍するメジャーリーガーともなると、メンタルもとても強くて、自分とは全く違うんだろうな、、、。」

このように考えていた方はかなり多くいたのではないでしょうか。かくいう私もそうでした。

しかし、イチロー選手も同じ人間であり、苦しむことがあるんだということを感じた一節でした。

苦しい時にどう捉えるか。

逃げるのも一つの手段ではありますが、成長のチャンスと捉えることもできるよねということを教えてくれているのではないでしょうか。

また、そのような苦しいものから逃げずに立ち向かっていくことはエネルギーが大変必要なことだともイチロー選手はおっしゃっています。

また、エネルギーのある時というのは貴重なので、そのチャンスの時にいかに立ち向かっていけるかということも大切だと教えてくれているのではないでしょうか。

イチローの名言を胸に刻み込もう

野球というスポーツを通じて、数多くの人々に感動と夢を与えてくれたイチロー選手。

そのイチロー選手の行動、発言には一般人の我々でもとても参考にすべき点がたくさんあります。

現代であれば、イチロー選手の過去の発言や行動等はインターネットで見ることができるので、気になった方はぜひ他のも見てみてください。

※言葉に関しては様々な解釈があると思います。あくまでもライターである私の解釈ですので、どう捉えるか、どう考えるかは皆さん各個人にお任せします。

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