仕事にプライベート、やりたいこと・達成したいことがたくさんある人はいっぱいいるでしょう。
しかし、目標を立ててもなかなか達成できないという方も多いのではないでしょうか。
それもそのはず、実は目標というのは立て方と実行の仕方が非常に大切なのです。
そこで今回は目標について達成するための立て方・実行の仕方について解説していきたいと思います。
※今回参考にした本はこちら
目次
目標の立て方・達成までの方法
目標の立て方・達成までの方法①達成したいことを羅列する

まずは思い浮かぶ限り達成したいこと、やりたいことをあげていきます。
この時、仕事からプライベートまで特に分類せず、長期的なものでも短期的なものでも特に気にせずあげていきます。
ノートや携帯、パソコンのメモなどに箇条書きをして出していくのが良いでしょう。
「英語を話せるようになりたい!」のように目標を決める際に忘れがちなのが、期間の設定。
いつまでにどうなりたいのかを設定しなければ、目標達成のために獲る手段も異なります。
また、期間を設定していなければ「いつかできればいいや」といつまでも本格的に取り掛からなくなりがち。
期間を設定することにより、やらなければという意識が高まり、どのような期間を見積もればうまく目標を達成できるようになるかも分かってきます。
目標を立てる際は長い時間軸で見た目標なら1〜3年、短期の目標であれば1〜3ヶ月スパンを目安に期間を設定するのが良いでしょう。
目標の立て方・達成までの方法②優先順位をつける
羅列をしたら、着手する順序を立てましょう。
順番の決め方には色々な方法がありますが、参考として以下のようなものを挙げておきます。

・時間的コスト=実行して達成するまでどのくらいの時間がかかるか
・金銭的コスト=実行するのにかかる金額
・精神的コスト=実行のしやすさ(自分の気持ち的にどうか)
上記のはあくまでも例ですので、ご自身に合った項目を見つけて、それを元に優先順位を決めてください。
目標の立て方・達成までの方法③目標を分解する

優先順位を決めたら、目標を達成するために中目標・小目標に分解しましょう。
例えば「TOEIC800点を1年以内に獲る」という目標を立てたとします。
そこで800点の内訳をリスニングとリーディングでそれぞれ何点獲るかを考えます。
「リスニング450点、リーディング350点を獲る」と考えたとしましょう。
これが中目標になります。
今度は中目標を達成するためにどのようなことを1年間でしていくのかを考えます。
例えば、特定の問題集を3集するや単語帳を○月までに全て覚えるなどがこれに当たります。
これを小目標とし、あとは目標から逆算して日々の行動計画に落とし込みます。
問題集や単語帳の例であれば、一日何ページ進めるなどを定めます。
この際気をつけなくてはならないのがバッファを定めること。
バッファとは緩衝材、そこから派生して「余裕を持たせる」という意味合いの時に用いられる言葉です。
よくページ数を残り日数全てで割ってしまう人がいますが、これはあまり良い行動計画の算出の仕方とは言えません。
なぜなら、突発的な体調不良やイベントなどを考慮できていないからです。
行動計画を作るときは週単位で見た時に、最低でも1日は何もしない日を設け、それを考慮して行動計画を立ててみましょう。
目標を分解する際には、大谷翔平選手も用いたマンダラチャートを利用するのもオススメ。
スマホでやる場合には以下のアプリを利用するのも良いでしょう。
「英語を話せるようになりたい!」という目標はありがちな目標の立て方ですが、何をもってして成功しているのかが非常に確認しづらい目標となっています。
目標を決める際には必ず数字で表すように心がけ、それを元に行動計画が立てられているという状況にしましょう。
目標の立て方・達成までの方法④振り返りを日・週・月単位で行う

目標は立てて、行動計画を作成したら終わりではありません。
実行するからこそ達成に近づくのです。
また、計画に対して実際どのくらい進んでいるのか?を確認するのが目標達成のために大切なポイントです。
目標を立て、計画をした場合は1日単位、1週間単位、1ヶ月単位で振り返りを必ず行ないましょう。
達成できていない場合はなぜ達成できなかったのを分析することにより、その後に活かすことができます。
場合によっては計画を修正するのもありです。
目標や計画を立てても、振り返りを行わなければ効果は半減してしまいます。
事前にカレンダーに振り返りの時間を確保し、必ずおこなうようにしましょう。
目標の立て方・実行の仕方をマスターして目標を達成しよう
目標は立て方・実行が上手にできれば達成することも難しくありません。
また、回数をこなしていくと目標の立て方・実行の仕方がブラッシュアップされ、より良いものとなります。
ぜひ、目標の立て方・実行の仕方をマスターして、たくさん目標にチャレンジしてみてください。
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