「日本のブランドとして今一度、日本のモノ作りの良さを伝えたい」
と2008年に始まったOnitsuka Tigerの「NIPPON MADE」シリーズ。
今回はその中でもFABRE DELUXE LO CLの黒を入手することができたので、解説とレビューをしていきたいと思います。
目次
Onitsuka Tiger(オニツカタイガー) FABRE DELUXE LO CL

FABRE BL-Lをベースに新たにNIPPON MADEとしてデザインされたFABRE DELUXE CLのロ―カットモデル。
天然皮革×スニーカーという日本の職人だからこそ成せる技というものを感じさせる一品です。
革は部位によるムラが少なく均一な表面感のあるスムースレザーを採用しています。
ちなみに購入した際、こちらの27.0cmは残り一足しかなく、27.5cmも28cmも完売しているという売れっぷりでした。
アッパー

アッパーには、上質で厳しい品質基準をクリアしたイタリア製の革を使用。
ロゴはよくある縫い付けの形ではなく、焼印の形を採用しています。
スニーカーの場合、多くは縫い付けてあるため遠くから見た際どこのスニーカーか一目瞭然で分かることができます。
しかしながら、こちらのスニーカーは遠目からではどこのスニーカーかは分かりません。
どこのメーカーかというよりはスニーカーそのもののデザインや素材感を見てほしい、こだわりたいという方に向いていると言えます。
インソール

インソールにはおなじみのオニツカタイガーのロゴ。
それと併せて日本製の文字が赤くプリントされています。
つま先の方が薄く、かかとの部分は厚いというまるでランニングシューズのインソールのような構造。
オニツカタイガーのMEXICO 66を持っており、底、インソールの薄さで足の疲れやすさを感じていた筆者としては、足が疲れにくく長く履けそうだなと感じました。
アウトソール

ソール部のテープは全周を同じ意匠に統一したクリーンルックにアレンジされ、またテープ幅を広く設定しソールにボリュームをもたせているそう。
実際 、横から見て分かる通り、オニツカタイガーの通常の商品と比べ、ソールにある程度の厚みがあります。
また、ソールはゴム製の中でもある程度柔らかく、革と共に履いているうちに馴染みそうな感じ。
デザイン性と耐久性を両立した長く履けるアウトソールであると言えるでしょう。
Onitsuka Tiger(オニツカタイガー) FABRE DELUXE LO CL まとめ
モノづくりとしてのオニツカタイガーの本気を見たような一足でした。
伝統あるメキシコストライプを踏襲しつつ、ある種オニツカタイガーだと分かりにくいデザイン、選び抜かれた革。
スニーカーでありながらも、履き込んでいくごとにまた新しい表情を見れる一足になりそうです。
オンラインショップでは現在確認したところ、入手は困難なようです。
手に入れたい方は別のモデル、ないしはアシックスで似たようなデザインが本商品よりもかなり安い価格で販売されていましたので、そちらもぜひチェック指定みてください。