今さら聞けない「お寿司屋さんのマナー」

オトナの教養

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ある日、お寿司屋さんにいって、

「あれ?お寿司ってどう食べるのがマナーだっけ?でも今から板前さんとかに聞くのも恥ずかしいしな、、、。」

という経験をしてことはありませんか?

よく話には出るけど、いざいってみるとどうしたらいいか分からないお寿司屋さんのマナー。

今回は人になかなか聞きにくいお寿司屋さんでのマナーについてまとめてみました。

これを機に覚えて、お寿司屋さんをより楽しめるようになりましょう。

お寿司屋さんのマナー①食べる順番は淡白なものから濃いものへ

なんとなく覚えているけど、細かくは覚えていないお寿司屋さんでの食べる順番。

結論からいうと、お寿司を食べる順番にマナーというのはありません。

ただ、通と呼ばれるような食べ方の順番や一般的にこの順番で食べると美味しく味わえるとされる順番は存在します。

例えば、寿司下駄でまとまって出された場合は左上から右下に食べていくのが通とされています。

これは寿司下駄などに置かれるお寿司の順番は板前さんが、「左上から食べていくとベストに味わえる」と考えた上で置かれ、提供されていることが多いからです。

また、寿司下駄で出されない場合については、お寿司を美味しくいただく順番として一般的には「淡白(白身魚)→濃い(巻物など)」の順に食べるのが良いとされています。

これははじめに濃い味のお寿司を食べてしまうと後から淡白な味のものを食べた際に味がわかりづらくなるということから。

厳密にいうと


・白身魚(タイ、ヒラメなど)
    ↓
・光りもの、酢締めのもの(アジ、コハダ、サバなど)
    ↓
・赤身や貝類、味の濃いもの(マグロ、貝類、イクラ、ウニなど)
    ↓
・ツメ(タレ)のもの(穴子、シャコ、うなぎなど)
    ↓
・巻物(かんぴょう巻き、鉄火巻きなど)

の順で食べるのが良いとされています。

特に巻物の注文は終わりを表す合図となっていることが多いです。

上記の食べ方以外にも人によっては、シャリの味を知るために玉子を最初に注文したり、技術が現れやすいとされるコハダを頼むパターンもあります。

食べる順番に関しては、上記を参考にしながら、自分が一番美味しいと感じられる順番を見つけていくのがオススメです。

お寿司屋さんのマナー②食べるのは手でもお箸でもOK!

手で食べるのがマナーだっけ?と思う方もいらっしゃいますが、お寿司の食べ方は手でもお箸でもどちらでもOK。

最近では手を洗っていない場合などは衛生面などを考えて、お箸で食べる方の方が多いようです。

どちらで食べても問題はありませんが、シャリがポロポロこぼれたり、ネタが剥がれて分離してしまうのはあまり良くありません。

以下に手と箸、それぞれで食べる場合のオススメのお寿司の持ち方をご紹介します。

お寿司の持ち方:手の場合

手で食べる場合は親指、人差し指、中指で持つのがベター。

この時、親指は酢飯の左側、人差し指はネタ、中指は酢飯の右側を持つと型崩れしにくく、安定して食べることができます。

お寿司の持ち方:お箸の場合

お箸の場合は、お寿司をいったん横向きに倒してから、ネタと酢飯側を両方の箸で挟み込むように持ちましょう。

このようにすることで、お醤油がつけやすくなります。

お寿司屋さんのマナー③醤油はネタにつける

みなさんがよく覚えていないのが、

「醤油ってネタにつけるの?それともシャリだっけ?」

ということ。

こちらについてはお寿司のネタにつけるのが一般的とされています。

シャリはそもそも空気を含むように握られており、醤油をつけてしまうとボロボロと崩れやすくなってしまいます。

さらに、シャリは醤油を吸いやすく、醤油の味が強くなってしまうということからも醤油はネタにつけるのが一般的となっています。

ちなみに、軍艦ものは倒して醤油をつけようとすると形が崩れやすくなってしまうため、ショウガに醤油をつけて、ショウガで醤油を塗るのが良いとされています。

お寿司屋さんのマナー④わさびはお寿司の上にのせて味わう

お寿司を食べる際、わさびを醤油に溶いて食べるという方も多いのではないでしょうか。

実はわさびは醤油に溶くのではなく、お寿司にのせて食べるのが良いとされています。

なぜなら、醤油にわさびを溶いてしまうとわさびの味の良さが消されてしまうから。

要は味の強弱が感じ取りにくくなってしまうからということでしょう。

わさびを溶かず、のせることのメリットとして、お寿司ごとにわさびの量を調節できるということもあるので、ぜひお寿司を食べる際は次からわさびをのせて食べてみてください。

お寿司屋さんのマナー⑤隠語は使わない

お寿司屋さんでよく見かけるのが、「おあいそで!」なんていうシーン。

実はお寿司屋さんでのマナーとして、お客さんが隠語を使うのは良くないとされています。

そもそも「あがり=お茶」などをはじめとした隠語というのは、お店側が複数から来る注文を捌きやすくするためだったり、値段などの隠語であればお客さん側に対する配慮の現れだったりするからです。

本来お店側が無粋になると考え、使っている言葉をいつの間にかお客さんが使うようになっているのですから、使っているお客さん本人は物知りアピールをしているかもしれませんが、お店側にとって気分の良いものではないというのは容易に想像がつくのではないでしょうか。

回転寿司でなく、カウンターのあるちゃんとしたお寿司屋さんに行く場合にはシャリは酢飯、ガリはショウガ、おあいそはお茶と隠語でない形で言うと、お店もお客さんも粋な空気のまま楽しむことができますよ。

マナーも美味しく感じるためのスパイス

飲食の中でも特に多いとされるお寿司屋さんでのマナー。

覚えなくても十分美味しく味わうことができますが、覚えていると、お店側の想いやそのマナーになっている背景などを感じることができ、より一層美味しく味わうことができます。

ぜひこれを機に覚えて、お寿司屋さんにいっぱい足を運びましょう。

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